つみきの会とは

NPO法人つみきの会は、ABAホームセラピーに取り組む親たちと、それを応援するセラピストや医療・療育・教育関係者の集まりです。

ABAに関心のある人なら、どなたでも入会することができます。ABA療育の普及のために、非営利で活動しています。2000年に兵庫県明石市で生まれました。

2021年現在、全国に10の支部があり、およそ1200人の会員がいます。

会の活動

つみきの会は主に次のような活動をしています。

  • ABAテキスト・ビデオの販売・貸し出し
    つみきの会オリジナルテキスト「つみきBOOK」や付属DVD、オリジナル教材などを会員及び療育関係者限定で販売しています。
    また過去のセミナーや定例会での講義を収録したDVDを会員向けに無料で貸し出しています

  • 「つみきメーリングリスト」の運営
    会員限定のメーリングリスト「つみきメーリングリスト」で、会員同士が盛んに情報交換を行なっています。入会された方は全員登録していただきます。
    セラピーを実際に行なってみてうまく行かないとき、問題行動の対処に困ったときなど、このメーリングリストに質問を投稿すると、代表や先輩会員がアドバイスをくれます。
    イベントの案内もここに流します。最近では早期療育だけでなく、お子さんが小学校に入学された先輩会員たちによる情報提供も盛んになってきました。

  • 定例会・交流会の開催
    札幌、仙台、新潟、東京、金沢、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡など、全国各地で3~4か月に1度程度、会員向けの定例会
    を開催しています。
    定例会では、代表による個別指導(セラピーデモ)を受けたり、見学できるほか、参加者が少人数に分かれてお互いに相手のお子さんにセラピーをし合う「般化訓練」や、集団で楽しみながらトレーニングを行う「集団プログラム」などを行ないます。代表やゲスト講師によるミニ講義もあります。非会員の方の見学も可能です。その他、各地で初心者向けのビギナーズセミナーや小学校入学以降の会員さんのための就学期交流会などを不定期に行なっています。

  • 発達相談
    東京、埼玉、名古屋、大阪、明石で、月に一回、仙台で4か月に一回、藤坂代表による「発達相談」を実施しています。「発達相談」は1枠50分で、ABAセラピーの実際の進め方について、代表から直接指導を受けることができます。入会したけれど、どうやってセラピーしたらいいか、自信がない人(皆、そうですよね)、1~2か月、定期的に指導を受けたい人にお勧めです。
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  • セラピスト訪問サービスNOTIA
    つみきの会が独自に育成したABAセラピストによる訪問セラピーサービスです。首都圏、名古屋・東海地区、関西地区、新潟、秋田などで訪問セラピー、訪問コンサルティングを実施しています。また全国及び海外を対象とした、Webコンサルティングも行っています。

入会したら?

つみきの会は、「誰かに療育をしてもらう」受け身の親御さんではなく、「自分でわが子をよくしよう」という積極的な親御さんたちの集まりです。


入会しても、誰かがセラピーをしてくれるわけではありません。自分でセラピーのやり方を学び、自分で実行しなければいけないのです。

NOTIAの訪問セラピーサービスを受ける場合も、親御さんとセラピストがセラピーを分担することが要求されます。

そのため、入会と同時に、まずオリジナルテキスト「つみきBOOK(上)」を購入していただきます(付属ビデオの購入もお勧めします)。

テキストが届いたら、第一部「基礎知識」に目を通していただいた後、なるべく早く家庭療育を開始されることをお勧めします。ぐずぐずしていたら、一歩を踏み出す勇気がなくなるからです。「つみきBOOK」をあらかじめ全部読む必要はありません。最初の方だけ読んでもらって、あとは課題が進んでいくにつれて、少しずつ読み進めていけばいいのです。

次に、一番間近な発達相談や定例会に、なるべく早い機会に参加されることをお勧めします。「百聞は一見にしかず!」いくらテキストを読んだり、ビデオを見たりしても、それだけでは思わぬ間違いを犯していることがあります。発達相談や定例会では、代表やセラピストによる生のセラピーを見ることができるので、自分の思い違いを正すことができます。それに定例会では、同じようにABAセラピーを行なっている親御さんたちと知り合うことができるので、そこから勇気をもらえます。NOTIAの訪問コンサル、Webコンサルもお勧めです。

セラピーできない場合は?

親御さんの中には、共働きだったり、小さい兄弟さんがいたりして、椅子に座らせてのフォーマルなセラピーはできない、という方も多いと思います。

そういう場合は、日常生活の中で、ABAを応用して、いろんなことを教えていくことができます。それでも他人任せの療育よりは、全然違ってくると思いますよ。

医療・療育・教育関係者のみなさんへ

私たちは親としてABA家庭療育に取り組んでいますが、周囲の医療・療育・教育関係者の理解がなかなか得られなくて困っています。

まだABAそのものを知らない方も多いですし、ましてABA早期集中療育(EIBI)が北米で画期的な成果を上げていることなど知らない方がほとんどです。

そのため、親が「ABAをやっています」というと、まず「やめたほうがいい」「無理に教えようとしないで」といった否定的な反応が返ってきます。

周囲の関係者がABAに理解を持ってくれて、親を励まし、一緒になって取り組んでくれたら、どんなにか助かるでしょう。

そこでつみきの会では、医療・療育・教育関係者の方々のご入会を積極的に歓迎しています。医療・療育・教育関係者は「準会員」として、正会員より低い年会費でご入会いただけます。また特に小児科医・小児精神科医の皆さまは、無料のゲスト会員としてお招きしています。

入会されても、名前を公開されたり、宣伝のために利用される、といったご心配は無用です。特に「顧問」としてお願いしている先生方を除いて、どなたがゲスト会員・準会員になって下さっているか、ということは、会の外はもちろん、会員にも公にしておりません。また退会はいつでもご自由ですので、安心してご入会下さい。

3人の子供たち