がんばっているパパやママたちへ

 

うちの子は自閉症と診断されてあと少しで3年が経とうとしています。

まだ3年なんですが、なんだか

10年くらい経ったかのように長くて根気のいる道のりというのが実感です。

 

自閉症の息子の他に14歳と11歳の娘がいます。

健常児を育てることもとても大変ですが、自閉症児を療育していくことは

本当に本当に大変なことです。

娘達が大きくなるにつれてそれなりに親として心配が増えますが

息子への心配はこれからこの家族が生きている間、

また私達夫婦が死んでからも耐えぬことないと思います。

 

ABAを2年半してきて実感することは、根気との戦い、でもかならず芽を出します。

本当にあきらめずに何度も何度も繰り返すことがとても大切です。

つまづく課題は、本当にわかってない、集中していない、

全然興味がないそんな態度を示されて、こちらの方があきらめたくなりますが

そうではないように思えてきました。

時間がかかってもできるようになっていきます。

ですから親はがんばりすぎてしまいます。

 

しかし、無理をしないでください。つまずいたら、一呼吸して休みましょう。

これからも長い道のりですのであせってしまうのが一番よくないです。

自分自身をコントロールしながらうまく付き合って行くしかありません。

 

そんなとき国からの援助でセラピストさんを派遣してくれたり

学校と家庭とが協力しあいABAの療育をしてくれたらどんなによいでしょう。

 

世の中いい事もいっぱいありますが、大変な事の方が多いと思います。

ましてや私たちのような状況であれば・・・・・

 

私は昨年、自分自身をだめにしました。突っ走りすぎました。

精神的に参ってしまい、自分も治療をしなければなりませんでした。

この精神的な病気はある日ふと訪れます。

一人になりたい、違う世界に行きたいと思いました。

生きていることがつらくなってしまいました。

そんなこと考えたくないのに気づくと考えている自分がいました。

自分をコントロールしていたつもりでしたし

いつも明るくあまり小さい事にはこだわらない性格だと自分は思っていたのですが・・・・

人間は弱いです。

 

がんばったら、どこかでかならず息抜きをして下さい。

確かに子供の成長がご褒美ですが

ご自分自身のご褒美を見つけてください。

 

私も今探している最中です。

 

がんばっているパパとママたちへ

えっくんママより