2/20(日)東京定例会ご報告


2/20(日)に行いました東京定例会の報告を致します。

今回は、2年ぶりとなる会場での定例会を開催いたしました。

参加者は23名でした。


<個別指導>

3組の方が参加しました。


【1組目】

相談内容:動作模倣「こうして」の2段階指示

身振りでの2段階指示はできていたので、物を使っての2段階指示をしました。

「こうして」(食べ物を皿におく)→「いただきます」(食べる仕草)

藤坂代表のアドバイス:ままごとでの動作ややり取りの真似から始め、「どうぞ」「おいしい」など共感しやすい言葉をやり取りに含めることで共感を育てていくと良い。


【2組目】

相談内容①:動作模倣(片手を上げる、などの初級課題)

藤坂代表のアドバイス:動作模倣では「~して」と言わず「こうして」の指示に統一する。

一回の試行ごとに子供が立ち上がらないように、大人が両足を伸ばして子供の椅子を挟むように座ること。

食べ物の強化子は子供が食べ終わるタイミングで次の指示を出すこと。食べるのに時間がかかるのでできるだけ時間がかからない強化子を探すこと。


相談内容②アイコンタクト

藤坂代表のアドバイス:「こっち見て」の指示を減らすこと。強化子を大人の目の前で提示することで目を見ることをプロンプトし、徐々にプロンプトを減らす。目を見る時間を2秒とか、徐々に伸ばしたい。その前に動作模倣「こうして」で3秒手を挙げる課題などに取り組むと良い。共同注視はその後に取り組むと良い。


【3組目】

相談内容①: 音声模倣

動物や食べ物のフイギュアを見せて「ぞう」などの単音の音声を提示し、音声模倣をしました。

藤坂代表のアドバイス: 子どもの発声は「あ」の母音になる。大人の提示した音声と帰ってきた言葉が違っていても構わないので、現在の発声のレパートリーから、言えそうな言葉を探ると良い。模倣が「「しゃ」一辺倒に

なりそうな時は「しゃ」以外の言葉が確実にだせる物(象)を提示して発声を変えることを促す。イライラすると同じ音声になる可能性があるので、毎回強化しながら取り組む。あまり深追いしないようにし、別な課題を間に挟むと良い。


相談内容②5つの物から指定された2個を取る課題。

藤坂代表のアドバイス:ヒントになるので大人は手を物の前に持って行かないように。いつも同じ位置で提示する。「~と、~」ではなく、一つ目の名称のアクセントを強調して言うことで、2つを区別させると良い。また、1つ目を取ろうとした所で2つ目を言うのも良い。


<講義「身辺自立の教え方」>

 身辺自立の教える際の導入時期や基本的な教え方、食事スキルと着衣スキルについて講義をしていただきました。また、後半は4名のお子様で着衣と食事スキルのデモを行いました。

講義のポイントは以下の通りです。

・身辺自立スキルは1度身につけたら「一生使える」スキル。

・身辺自立の教え方の基本はプロンプトと強化だが、着替えなどの一連のステップからなる行動を教える方法に「チェイニング」がある。

・チェイニングで教える際は、課題をステップ分けする「課題分析」を行う。これは考えるだけでなく教える前に必ず一度自分でやってみることが重要。全部ではなく教えやすい部分のみを当面のターゲットにすること。

・必ず教える前に強化子を準備しておくこと。


<質疑応答>

4件の質問があり、藤坂代表より回答を頂きました。


オミクロン株による新型コロナウィルスの感染が心配される状況での開催でしたので、スタッフ間で慎重に判断を行い、託児ボランティアなしでの開催とさせていただきました。

2年ぶりとなる会場開催でしたが、セラピーの様子を生で見る参加者の真剣な表情から熱心さが伝わりました。


現スタッフは今回で任期終了となります。次回は新スタッフによる運営へと引き継がれます。今期はオンライン開催など開催方法を模索しながらの運営となりました。

拙い運営でしたが、今後も障害のある子をもつ保護者が定例会に参加することで学びと交流を深め、ご家族の日々の暮らしがより豊かなものになることを願っております。(^^)


次回の東京定例会は、6/12(日)を予定しております。


東京定例会スタッフ

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